九星気学では、生まれた年、生まれた月、生まれた日から、その人の本質や適性、運命の流れ、さらには吉方位を知ることができます。
主に運勢や本質を見るのは生まれた年の九星で、これを本命星といいます。
ここでは、七赤金星を本命星に持つ人の特徴を解説していきます。
七赤金星の基本の性質
人見知りもなく愛想がよいので、老若男女問わず誰からも好かれる七赤金星。
七赤金星は、そんな誰とでも打ち解けられるオープンマインドな人柄が最大の魅力です。
子供の頃から好奇心旺盛で、気が向くままにいろいろなことにトライします。
しかし、典型的な熱しやすく冷めやすいタイプなので、根気に欠け、長く続くものはあまりなかったりもします。
才能にも恵まれています。
七赤金星自身、華やかな場に憧れる気持ちが強いため、芸能活動に興味を持つ人も。
子供の頃から褒められることが多いため、プライドが高く見栄っ張りになりがちです。
また、責任感や粘り強さに欠けるところがあり、大事な局面を前にすると逃げてしまうところがあります。
しかし、なぜだか憎めない愛嬌の良さを持っていて、必ず救いの神が現れるというよい運勢を持っています。
実は内面では疑い深いところも持っていて、本当に心を開ける友人は少ないかもしれません。
周囲が求めている自分の姿と、本当の自分の姿の落差に悩む人もいるでしょう。
また、交友関係が広い分、下心の強い人や詐欺師まがいのよからぬ人が寄ってくることも。
若いうちに自分の才能を見極めて、一つの道を極めていく覚悟を持てると、才能で豊かな人生を作っていくことのできる人です。
七赤金星の恋愛
七赤金星は、自由な恋を楽しむために生まれてきた人と言えるでしょう。
人を惹きつける華やかさと色気、そして、初対面の人とも瞬時に仲良くなれる才能を与えられてこの世に生まれてきました。
おのずとたくさんの恋を経験することになります。
恋愛には早熟です。
恋に関しては、情熱的で積極性も強く、また、フィーリングやタイミングを大切にする傾向から、一目ぼれからお付き合いに発展することも。
しかし、熱しやすく冷めやすいところがあるため、特に若い頃の恋愛は、超短期間で終わることも多いでしょう。
生来の自由人な性質から、特定の男性に縛られない自由な恋愛を無意識的に求めるところもあり、お付き合いがマンネリ化したり義務感が生まれてくると、新しい出会いを求めてしまうところもあります。
しかし、自分では自由な恋愛を求めつつも、内面には強い嫉妬心を持っているので相手には一途さを求めます。
また、生来の社交性から、他人にばかり気を使って、本命の異性ことは後回しにしてしまうクセも持っています。
七赤金星の結婚と婚期
結婚は、若い時の情熱的な恋愛の勢いですることもありますが、その場合、離婚に至ることが多いでしょう。
スピード離婚も多いタイプです。
自由がないと息苦しくなってしまうところがあるため、結婚後も、家族のことよりも自分のための時間を優先しがちで、家庭生活を器用にこなせる方ではありません。
また、根っからの自由人なので、結婚して落ち着くということよりも、いつまでも恋のトキメキを求めることを優先する傾向が強く、きちんとした婚姻関係を持たない選択をする人も多いでしょう。
歳を重ねるにつれて異性を見る目が養われるので、結婚は正しい選択ができるようになってから。
晩婚がよいでしょう。
婚期としては、25歳、28歳、31~32歳、35歳、37歳、44~45歳ごろ。
20代は出会いが目白押しですが、、自分自身落ち着く気持ちもあまり生まれません。
若いうちの結婚は、浮気・不倫・離婚を招くことにもなります。
七赤金星の恋愛相性
相性としては、二黒土星、五黄土星、八白土星、一白水星、六白金星、七赤金星が好相性です。
二黒土星、五黄土星、八白土星は、七赤金星のことを理解し、支えようとしてくれます。
特に二黒土星は、七赤金星のわがままをまるっと受け止めてくれます。
五黄土星は、自己主張が強く、上から目線なところもありますが、ふらふらしがちな七赤金星を引っ張っていってくれる強さがあります。
同じ金精の六白金星と七赤金星の人は文句なしに、気があう相手です。
七赤金星は、共通の趣味を持つと豊かな発想をぶつけ合える楽しい関係が築けます。
九紫火星、三碧木星、四緑木星は注意が必要な相性です。
特に、三碧木星とはお互いに一目ぼれ体質なので、本当に一瞬で終わってしまうかも。
七赤金星の仕事とお金
生まれついての自由人、七赤金星。
実際に、放浪の旅に出る人も多いでしょう。
転職の回数は多めの人です。
本質的に、芸術的な才能に恵まれています。
若いうちから自分の才能を磨き、その才能を使った仕事に就くことがベストです。
美貌と社交性を活かした俳優やタレント、舞妓・芸妓、ホステスなどの仕事や、ミュージシャン、作曲家、作詞家、ダンサー、画家、イラストレーター、デザイナーなど自分の才能から何かを生み出す仕事は天職です。
また、オープンマインドな人柄とトーク術から、高額な商品(高級車や宝飾品など)のセールスや、実演販売、バーや小料理屋の女将も適職です。
七赤金星の場合は、興味を持てない仕事を長く続けていくと、エネルギーがどんどん減ってあなたらしさが完全消失してしまいます。
仕事を選ぶにあたっては、自分がどの方面の才能を持っているのか、自分は何をしている時が一番楽しさを感じるのか、ということを早いうちに見極めることが大切です。
金銭面では、お金を稼ぐ能力はあるのですが、入ってきたら入ってきただけ使ってしまう浪費家でもあるので、貯めるということはできないでしょう。
特に若いうちは、見栄っ張りなところが強く、人におごるのも好きで、特に人前では気前よくお金を使います。
七赤金星の場合は、独身の間は親に、結婚後はパートナーにお金の管理をしてもらうことがベターです。
危機的状況に陥ると、なぜかお金が入ってくるという金運の持ち主です。
貯金はできませんが、一生を通して衣食住に困ることはないでしょう。
七赤金星の吉方位とパワースポット
吉方位は生まれた月によって以下のようになっています。
1月、3月、4月、5月、10月、12月生まれ・・・南西、北東
2月、11月生まれ・・・南西
6月、7月生まれ・・・北
8月生まれ・・・北東、北西
9月生まれ・・・北西
この吉方位は、一生、いつでもどこでも、どんな時もあなたの吉方位になります。
この吉方位に行ける時期に吉方位に引っ越ししたり、吉方位に旅行すると開運につながります。
七赤金星にとってのパワースポットは、金をつかさどる神仏がまつられていたり、金に関連した名前を持っている寺社仏閣です。
金閣寺、金毘羅宮、銭弁天、黄金の鳥居を持つことで有名な京都の御金神社などです。
寺社仏閣以外でも、金山・銀山・銅山・砂鉄などの鉱石の産地、宝飾店、楽器店、コンサート会場、クラブ、ホテルのバーやティールームなど人が集まる場所はパワースポット。
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