【タロットカードの意味】ワンドの2/Wands 2

タロット

タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。

ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。

ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。

ワンドの2(Wands 2) イメージ

ワンドのスートは、仕事に関することや、争い・競争がテーマ。

※スートの意味はこちらから

ワンドのエースでは新しい仕事を始めるぞ!ってところでした。

ワンドの2は、そこから一歩前進した状態。

ただのバイトからバイトリーダーになった、みたいな感じです。

カードの絵を見てみると、ワンドを2本持って何かを待っているようにたたずむ人物が描かれています。

船が港に入る入港許可を待っているのです。

この絵から連想されるように、ワンドの2のイメージは許可が得られる・許可を与えられるということになります。

仲間になることを許可しますって感じ。

正位置では、頑張ったことの成果が出たり、許可を与えられることを表します。

キャリアアップ、昇給などによって評価されることや、試験の合格(入学許可)などもワンドの2のイメージです。

恋愛では、告白やプロポーズのOKがもらえます。

逆位置では、頑張っても成果が出せないことを表します。

評価が得られません。

試験ではよくない結果、恋愛では告白やプロポーズの返事もよい返事ではない、となりますね。

ワンドの2(Wands 2) 意味

基本の意味 正位置

過去の成果とこれからのプラン、目的の達成、自分がとった行動の反応を待っている、努力の末の成功、入学許可、、望んでいる答えが返ってくる、ひとつキャリアがつく、支配、最良の方法のさらなる発展、行動計画の完成、集中力、大胆

基本の意味 逆位置

具体化しない目標、真剣さは変わらないが結果を出せない、望んでいる答えは返ってこない、失敗、失望、苦難、支配にかげりが出る、トラブル、富に囲まれた悲しみ、意外な進展、突然の出来事、喪失、驚き、あっけない結末、健康の低下

ワンドの2(Wands 2) 解釈例・1

片思いの相手の気持ち 正位置

お相手様は、あなたを信頼のおける仲間だと思っているようです。

恋愛としての意識は薄め。

ただし、あなたから特別感を出していくと、お相手様もあなたを異性として意識することになりそう。

片思いの相手の気持ち 逆位置

お相手様は、あなたに対してあまり良い印象を持ってないみたい

あなたとお相手様では、人生の中で大切にしたいことの優先順位が違うようです。

特別感を出したり気持ちを伝えたりすると、引かれてしまうかも。

進展の可能性は低めです。

ワンドの2(Wands 2) 解釈例・2

恋人の気持ち 正位置

お互いに人生を共にする相手だと確信しているようですね。

あなたが女性の場合、彼からプロポーズ、もちくは、プロポーズに近い言葉を聞けそうです。

あなたが男性の場合、彼女はプロポーズを待っています。

結婚・パートナーシップを進めていって。

恋人の気持ち 逆位置

恋愛のベクトル、恋愛に求めるものが違っていたり、

人生の中で大切にしたいことが違っているようです。

お付き合いのうちはこの違いも楽しめるでしょう。

しかし、人生を共にする相手ではないようです。

ワンドの2(Wands 2) 解釈例・3

復縁の相手の気持ち 正位置

お相手様は強く復縁を望んでいるようです。

別れてみて、あなたは同じ方向を見て歩いていける相手である、ということに気づいたようです。

もう間もなく、お相手様から復縁の提案がありそうです。

復縁の相手の気持ち 逆位置

お相手様に復縁の意志はないようです。

あなたとは、価値観や人生観に大きな違いがあったと思っているようです。

すでに新たな恋のお相手がいるのかもしれません。

復縁は潔くあきらめるのがベターです。

ワンドの2(Wands 2) 解釈例・4

仕事 正位置

周囲の信用・信頼を得て、能力を発揮できています。

また、キャリアアップや昇給など嬉しことがありそうです。

キャリアアップのための転職は吉。

あなたの努力が成果となって現れます。

仕事 逆位置

あなたの頑張りがなかなか認められない時。

望んでいる業務には就けないようです。

キャリアアップや昇給も、今はタイミングではないよう。

次のチャンスに向けて、さらなる努力を。

監修・文責 瑚河 慧(こかわ けい)
占い師・ヒーラー。
都内有名占い館での対面鑑定を経て独立。
対面による占い鑑定、ヒーリングセッションのほか、占いレッスン、電話鑑定、メール鑑定、電子書籍やコンテンツの執筆・監修などを行う。
鑑定については 瑚河慧オフィシャルサイト をご覧ください。

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