【タロットカードの意味】ペンタクルの7/Pentacles 7

タロット

タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。

ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。

ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。

ペンタクルの7(Pentacles 7) イメージ

ペンタクルのスートは、お金や物質に関することがテーマ。

※スートの意味はこちらから

ペンタクルの7のカードには、ペンタクル(金貨)を前に、おかしいな?って顔をしている人物が描かれています。

ペンタクルを7枚も所有しているぐらいなので、この人物は、物質的な成功を納めています。

でも、本人的にはまだ足りないんです。

正位置では、理想と現実のギャップを表します。

もっと稼げているはずだったのにおかしいな? ですね。

不満ばっかり口にしている人もペンタクルの7です。

向上心の強い人・強い状態を表すこともあります。

でもそれよりも、もっと収入がほしいとか、もっといことないかなとか、もっと評価されてもいいのに、みたいに悪い意味で現実に不満があるニュアンスが強めです。

恋愛では、ほかにもっと素敵な異性いないかなって状態。

周囲の異性に理想のタイプがいなかったり、コレジャナイ感を持ちながら付き合っているときですね。

帯に短したすきに長し、です。

パートナーがいる場合は、浮気願望があったり、乗り換えようと思ってる感じになります。

マッチングアプリなどで、同時に複数の人とやり取りしている時もペンタクルの7の正位置になります。

逆位置になると、そもそも物質的な成功を手にできてない状態になります。

お金がない!です。

お金がないからギャンブルでなんとかしようっていう思考回路の人や、すぐに借金できてしまう人もペンタクルの7の逆位置です。

恋愛では、お金のことで頭がいっぱいで恋愛どころじゃない状況。

自暴自棄になって異性に手を出すみたいな、昼ドラ展開のときもまれにあります。

ペンタクルの7は、しっかり現実見て、地に足つけることを促してくれるカードです。

ペンタクルの7(Pentacles 7) 意味

基本の意味 正位置

理想と現実の比較、現状への不満、失敗と不満足、周りから見たら成功でも本人は不満、願望の変化、もっと進んでいきたいと思う心、収穫をえて次の目標を立てる、憂鬱、幸運が先にある、前向き、もっとできるはずと思っている(向上心)、ほかにも異性を探している、ちょっと不満がある、内臓の障害

基本の意味 逆位置

金銭面での不安、負債やローン、今の生活への幻滅、空しさ、損失、喪失、実を結ばない努力、ギャンブル、研究心が欠けている、日常生活での心配ごと、暴走的・衝動的な恋愛、恋愛どころじゃない状態

ペンタクルの7(Pentacles 7) 解釈例・1

片思いの相手の気持ち 正位置

お相手様は気の多い方のよう

異性を値踏みしているようなところもあるようです。

あなたにもいい顔をしているかもしれませんが、不誠実な方です。

あなたのためにもあきらめるのがよさそう。

片思いの相手の気持ち 逆位置

お相手様は、恋愛どころではないようです。

金銭的に不安定で、恋愛をする心の余裕がないのです。

親しくするとトラブルに巻き込まれる可能性も。

あきらめるのがベターです。

ペンタクルの7(Pentacles 7) 解釈例・2

恋人の気持ち 正位置

お相手様は、あなたの愛情をないがしろにしてしまっているかも

浮気心が生まれているかもしれません。

将来を預けられる相手ではないよう。

別れも視野に入れてよく考えて。

恋人の気持ち 逆位置

お相手様は、二人の未来のことは考えていない様子

金銭的な不安定さから、未来のことを考える余裕がないのです。

お付き合いを続けると、金銭トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

早めに別れの選択を。

ペンタクルの7(Pentacles 7) 解釈例・3

復縁の相手の気持ち 正位置

お相手様は、あなたとの復縁も選択肢のひとつだと考えているようです。

でも、あくまで選択肢のひとつ。

ほかの異性と比較して、あなたの方にメリットがあるようなら復縁する、という不誠実な考えのよう。

復縁は望まない方が、あなたのためかもしれません。

復縁の相手の気持ち 逆位置

お相手様に復縁の考えはないみたい

金銭的な苦境にたたされ、恋愛どころではないのです。

今コミュニケーションを取ると、あなたもお金を融通することになるかも。

復縁は望まない方が、あなたのためかもしれません。

ペンタクルの7(Pentacles 7) 解釈例・4

仕事 正位置

向上心が強く、自分はまだまだだと思っているようですね。

周囲の人からは成功者だと思われているようです。

仕事抜きの人付き合いや、息抜きも忘れずに。

仕事 逆位置

投資や投機、ギャンブルなどの不労所得に期待するのは危険です。

堅実に、謙虚さを持って働くことが、運勢好転の秘訣のよう。

借金がある場合は、返済を優先させること。 

監修・文責 瑚河 慧(こかわ けい)
占い師・ヒーラー。
都内有名占い館での対面鑑定を経て独立。
対面による占い鑑定、ヒーリングセッションのほか、占いレッスン、電話鑑定、メール鑑定、電子書籍やコンテンツの執筆・監修などを行う。
鑑定については 瑚河慧オフィシャルサイト をご覧ください。

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