【タロットカードの意味】死神/Death/デス

タロット

タロットカード、大アルカナの意味を解説していきます。

ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。

実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。

ここで紹介するイメージはあくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。

死神(Death) イメージ

死神のカードは、死と再生を表すカードです。

カードのビジュアルや、死と再生というキーワードから、怖いこと・悪いことイメージしてしまいがちですが、死神のカードは怖いカードでも悪いカードでもありません

正位置では、再生の意味が強くなります。

リセット。リボーン。

なので、恋愛では、古い恋を捨てて新しい恋に向けて出発する、という前向きさになります。

「前の彼氏とすっぱり別れたら、すぐ彼氏ができて、付き合って3か月、私たち結婚します!」

みたいな、別れて本当によかったねって言える出会いの時ですね。

逆位置では、状況が膠着していることを表します。

恋愛では、お付き合いがマンネリ化している時ですね。

いずれこのマンネリ状態は抜けるので、ちょい待ちってところ。

ちなみに、逆位置では、新しいスタートを切ることができないので、新しい恋に向けて動いたとしても、引き戻されてしまいます。

死神のカードは、正位置の方が明るいニュアンスになります。

死神(Death) 意味

基本の意味 正位置

古いものが一掃され新しくなる、生まれ変わる、リセット、リボーン、再出発、根本的な変化、死別、内なる力、破局、離婚、解放、病気、絶交、愛の不毛、新しい好機、移動、引っ越し、やり直しが可能、病気の回復

基本の意味 逆位置

停滞(いずれ元に戻る)、マンネリ、変化にともなうリスク、交替、再出発、穏やかな変化、部分的な変化、無気力、惰性、沈滞、一時的な行き詰まり、心機一転、回避

死神(Death) 解釈例・1

片思いの相手の気持ち 正位置

お相手様は、恋が終わったばかりなのかもしれません。

新しい出会いを求めたいという気持ちが生まれはじめているようでもあります。

お相手様に新鮮さを与えるようなコミュニケーションを取ってみて。

そうすることで、あなたを恋愛対象として強く意識しそうです。

片思いの相手の気持ち 逆位置

お相手様は、停滞感の中にいるようです。

なんだかぱっとしない、なんだかやる気がでない、そんなもやっとした感じです。

恋愛スイッチも今はオフ。

停滞感が抜けるまで待ってみて。

死神(Death) 解釈例・2

恋人の気持ち 正位置

二人の関係は分岐点にあるのかもしれません。

話し合う必要があるようです。

話し合った結果、二人の関係を新しいものにすることになるかもしれません。

別々の道を歩む選択になったとしても、それは二人にとってよい未来をもたらすことになるでしょう。

恋人の気持ち 逆位置

お相手様は、あなたとのお付き合いにマンネリ感を抱いているようです。

今までとは違った話題を出してみたり、行ったことのない場所に誘ってみたり、お付き合いに新鮮さを取り入れるようにしてみましょう。

あなたがイメチェンをするのもよいでしょう。

いずれマンネリ感は抜けます。

死神(Death) 解釈例・3

復縁の相手の気持ち 正位置

お相手様は、新しい恋愛に気持ちが向いているようです。

すでに新しい恋が始まっているかもしれません。

復縁はあきらめるのがベターです。

あなたには、ほかにぴったりの方がいるようです。

復縁の相手の気持ち 逆位置

お相手様には、復縁を望んでいるようです。

ただ、今はまだ復縁に向けてのアクションを起こす心づもりができていないよう。

お相手様のスイッチが入るのを待ってみて。

死神(Death)  解釈例・4

仕事 正位置

これまで停滞感の中で仕事をしてきた場合、心機一転となるようなことがありそうです。

異動や新しい仕事を任されるなど、環境ががらっと変わるかもしれません。

転職を考えている場合、未経験の仕事に飛び込むのもよいでしょう。

仕事 逆位置

停滞感を抱いているようですね。

この停滞感は、目の前のマターを粛々とこなしているうちに消えていくようです。

でも、より大きなスキルアップやキャリアアップが望む場合は、転職を考えてみて。

監修・文責 瑚河 慧(こかわ けい)
占い師・ヒーラー。
都内有名占い館での対面鑑定を経て独立。
対面による占い鑑定、ヒーリングセッションのほか、占いレッスン、電話鑑定、メール鑑定、電子書籍やコンテンツの執筆・監修などを行う。
鑑定については 瑚河慧オフィシャルサイト をご覧ください。

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